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全学連2010年6月3日発行ビラ   

全学連の2010年6月3日発行のビラです。
以下のリンクからダウンロードできます。
http://groups.yahoo.co.jp/group/okayama-peacenet/files/zengakuren20100603.pdf

鳩山倒した力で基地撤去を!
学生は行動しよう!
6・13大集会へ!

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(写真)鳩山訪沖に断固怒りを叩きつける沖縄人民と、2日の辞任会見で憔悴しきった鳩山

労働者・学生の怒りで鳩山を打倒した!

 6月2日、ついに鳩山は打倒された(同時に小沢も辞任)。米軍新基地建設への怒り、青年・学生から未来を奪う大失業攻撃への怒りに包囲され、吹き飛ばされたのだ。そしてこれは、民主党政権が労働組合のナショナルセンター=「連合」を使って労働者の怒りを抑え込んできたやり方も破産したということだ。今日ここから、何ものにも制動されない青年労働者・学生のラジカルな社会変革の行動が始まる!
 われわれは基地と非和解だ。4月25日には9万人県民大会、5月現地行動と普天間基地1万7000人包囲、5月23日には訪沖した鳩山に全島的怒りが叩きつけられた。
 そして、大失業への怒りだ。完全失業者数は356万人で18ヶ月連続増加、学生も就職さえままならない一方、大資本は国家財政投入とリストラで莫大な利潤をせしめている。自殺者数は12年連続で3万人超。「鳩山は資本家の手先だ」「労働者・学生の敵だ」、昨年自民党を粉砕した「8月30日の怒り」が、今度は百倍になって鳩山・民主党政権を直撃した。
 これで4年間で4人の首相(安倍~福田~麻生~鳩山)が、1年持たずに全民衆的怒りで打倒された。どんな政党であっても、「資本主義の存続」を前提にする限り、戦争と大失業への怒りを抑えられない。日本の支配階級は誰も、現状変革を求める声への回答を示せない。こんな惨めな姿は、戦前~戦中~戦後直後にも例がない。もはや資本主義国家として破産している。労働者が社会の主人公となるしかない。

「戦争と大失業」の資本主義に未来はない

 鳩山は2日の「辞任会見」で、①韓国の哨戒船沈没事件を取り上げて、「東アジアの平和と安定のため」沖縄の米軍基地は必要だと開き直った。さらに②「新しい公共」として、道州制導入による公務員360万人リストラの断行、③「東アジア共同体」によって対米対抗的な日本独自の経済圏を構築し、それに見合う軍事力に拡大し、「そこで初めて新たな日本を取り戻す」としたのだ。1000兆円の借金にあえぐ帝国主義国家を救うためには、どこまでも戦争と大失業を推し進めて泥沼に引きずり込むという宣言だ。ふざけるな!
 08年「リーマン・ショック」からの世界大恐慌の爆発で、資本主義の寿命は尽きようとしている。「労働者・学生を食わせていけないような資本主義など今すぐ倒してしまえ!」、「労働者が主人公の社会を創ろう!」、これがギリシャのゼネストを先頭に全世界で爆発している怒りだ。団結して、闘って闘って自らの未来を切り開く時代が来たことを、鳩山辞任は告げ知らせている。

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青年労働者・学生で基地撤去のデモ(5月15日、沖縄・国際通り)

 青年・学生の団結にこそ展望が
 6・13国鉄大集会へ集まろう

 菅だ、前原だ岡田だと「次期首相」選びが始まっている。しかし本質は、誰が首相になろうともこれまでの自民党政権や鳩山政権以上に戦争と首切りの新自由主義政策をどぎつく推し進めていくということだ。7月参院選や議会内のあれこれの取り引きに社会を変える原動力があるのではない。労働者・学生の団結した行動にこそ展望がある!
 社民党や共産党、そして堕落した大学教授など、資本主義の存続を願うあらゆる勢力がこの本質を押し隠し、あたかも政権が変わればこれからもバラ色の資本主義社会が続くかのような幻想をばらまき続けている。大恐慌への怒りを革命に向かわせないように必死になっている。しかしわれわれは、連続して自民党と民主党を粉微塵に粉砕したことで、自らの足で立ち、労働者・学生が権力を握ることによってのみ現状を変革できることを学んだのではないか。
 それはできるのか? できる!! 動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)と1047名解雇撤回闘争は、新自由主義攻撃の原点である87年国鉄分割・民営化攻撃と対決して不屈の解雇撤回闘争を貫いてきた。そして、6月13日には全国の労働者・学生に大集会を呼びかけている。鳩山打倒を受けてのわれわれの回答は、6月13日から新たな労働運動と学生運動のうねりを甦らせていくことだ。

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社会保障解体に女性労働者が怒りの反撃(アテネ、2月)

 処分撤回! 法大解放!
 学生が決定権を持とう

 みなさん! 5月28日に何が起こったのか? 「処分撤回!」「沖縄から基地を撤去しろ!」「鳩山を打倒しよう!」と呼びかけるデモに対し、法大当局は昼休み中延々と「デモには出ないで下さい!」と学内放送でけたたましく叫び続けたのだ。
 これほど許しがたい話があるか。「教育」を掲げる大学で、これほどぶざまな姿があるだろうか。誰もがこの社会に疑問を持ち、怒り、自分が何をすればよいのかを考えている時に、法大当局の回答はただ「批判するな! 考えるな! デモに出るな!」、そして退学処分・停学処分なのだ。
 大学の主人公は学生だ。腐りきった法大資本を鳩山もろとも打倒し、キャンパス支配権を奪い返し、すべての処分を撤回させよう。団結して行動を開始し、沖縄米軍基地撤去のうねりをキャンパスから巻き起こそう! 全国学生運動の最先頭に法大生はたとう! 学生には力がある! 没落する資本家や政治家どもにとどめを刺す歴史的行動を今こそ開始しよう。あらためて、6・13大集会への結集を訴えます。

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処分撤回!」掲げ文化連盟を先頭に総長室へデモ(5月28日)

解雇撤回! 新自由主義をうち破れ! 6・13労働者集会
▼日時 6月13日(日)13時~
▼場所 文京シビックホール(文京区春日1-16-21)
☆新自由主義攻撃と対決する労働者・学生の大集会!
☆呼びかけは、日本最強の労働組合=動労千葉!
☆「解雇撤回」を掲げて大恐慌=大失業の時代と対決!
(2010年6月3日発行)

by okzengakuren | 2010-06-03 20:01 | ビラ

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