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全学連「6・23菅政権打倒」ビラ(2010年6月22日発行)   

パソコンでご覧の方は、下記のリンクからビラをダウンロードできます。http://groups.yahoo.co.jp/group/okayama-peacenet/files/zengakuren20100622.pdf

沖縄新基地・消費大増税・公務員解雇
菅政権打倒
6・23菅訪沖粉砕!

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写真:「国鉄分割・民営化反対/1047名解雇撤回」6・13労働者大集会(文京シビックホール)

基地建設のための菅訪沖許すな!

 菅政権は就任早々、①辺野古新基地建設、②企業減税と消費大増税、③「戦後行政の大掃除」=公務員労働者大量クビ切りの方針を次々と打ち出し、鳩山以上の反動性をむき出しにしている。とりわけ、6月23日(「沖縄戦終結の日」)の訪沖を絶対に許すわけにはいかない。 菅は11日の所信表明演説で、日米安保体制の必要性と戦争情勢をくり返し確認した上で、辺野古基地建設を決定した5月28日の「日米合意」を前提に、「時には自国のために代償を払う覚悟ができるか。国民一人ひとりがこうした責任を自覚し、それを背景に行われるのが外交である」「長年の過重な負担に対する感謝の念を深めることから、沖縄問題についての仕事を始めたい」と言い、それが23日の訪沖であると宣言した。
 何が「感謝」だ! 基地建設など誰が認めたのか! 日米安保、国益のためだったら「国民」は犠牲になって当たり前だという、とんでもない開き直りだ。戦争の論理そのものではないか!
 菅の訪沖は粉砕以外にない。沖縄・本土を貫く怒りで、菅政権を打倒しよう!

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辺野古新基地建設阻止
日米共同声明粉砕
沖縄を北朝鮮侵略戦争の拠点にするな!
6・23全国統一行動
 ◇6月23日(水)17時~18時
 ◇岡山駅東口(ビックカメラ前)
※6月23日の菅首相訪沖にあわせて、全国一斉にデモ行進、街頭宣伝などを行います。

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写真:基地と安保への怒りをくり返し叩きつけ、鳩山を辞任に追い込んだ沖縄の闘い(写真は4月25日の沖縄9万人県民大会集会)
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菅政権は根本的にグラグラだ!

 私たちの目の前でいま、かつてなかったような激動の時代が進行し、壮大な変革のエネルギーが渦巻いている。いよいよ労働者・学生が歴史の主人公として登場する決定的チャンスの到来だ。今こそ団結した行動に立ち上がり、菅政権を打倒して根底的変革の道を切り開こう!
 菅政権を規定しているのは、資本主義体制の根本的破綻だ。「今の日本の財政状況は、債務残高がGDP比180%を超え、この水準で国債発行を続けていけば、あと数年でGDP比200%を超えるのは確実だ。ギリシャの財政破綻に始まる欧州の動揺は、決して対岸の火事ではない。我が国が財政再建に取り組まなければ、IMFのような国際機関が、国の主権ともいうべき財政運営で、はしの上げ下ろしまでコントロールすることになりかねない」(6月17日、菅首相)。このどうしようもない国家破綻的危機はもはや解決不可能だ。
 菅は消費税率10%化の方針を打ち出した(しかも企業の法人税は減税する一方でだ!)。「規制改革」や「民間の活用」の言葉が飛び交う「第3の道」(所信表明)の本質は、大増税と民営化の一体的推進であり、破産した新自由主義政策へのさらなるのめり込みだ。

学生の団結した行動こそ必要だ

 結局、労働者にクビ切りや賃下げ、増税、基地・戦争を強制してしか成り立たない、この国家・体制のあり方こそが問題になっている。
 ギリシャでは「財政再建」の名による大量クビ切りを数派のゼネラル・ストライキで迎え撃った。これに続いて、世界各地で労働者・学生のストやデモが始まっている。中国のストライキに見られるように、その先頭に立っているのは10代、20代の青年だ。
 いま必要なのは、政治支配の崩壊を突き破る、労働者・学生の新たな運動と組織だ。6月13日には、国鉄分割・民営化=国家によるクビ切りに絶対反対し、「解雇撤回」を掲げる大運動が始まった。菅民主党政権は、闘わない労働組合=連合の幹部をその内部に取り込むことで、かろうじて成り立っている。現場から、団結した行動に立ち上がったときに、この支配を打ち破り、歴史変革の力は生まれる。闘う労働組合の復権とともに、キャンパスから学生が歴史変革の主体として立ち上がろう!
 すべての学生は、菅政権打倒を掲げ、6・23集会・デモの先頭に立とう!

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ホンダ工場皮切りに
中国でストライキが続発
 5月24日から闘われた自動車会社・ホンダ工場でのストライキを突破口に、中国全土にストライキが広がっている。部品工場でのストで、トヨタなども生産がストップしている。低賃金、長時間労働、児童労働、強制解雇など、めちゃくちゃな労働条件でやりたい放題の搾取をやってきた日系資本らへの怒りの爆発だ。しかも、青年を先頭にして、支配機関としてある労働組合=総工会と対決し、その枠を突き破る歴史的闘いになっている。世界を揺るがす労働者の闘いが始まった!

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写真:広東省のホンダ部品工場で、青年労働者が職場占拠し実力ストライキ
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法政大
学生こそ歴史変革の最前線に!
退学処分撤回の全国学生署名を集めよう!

 いま、法政大学の齋藤郁真君と倉岡雅美さんに、退学・停学1年という重処分がかけられています。彼らが処分された理由は、大学を変えるための集会を開催したことです。「大学を批判したら退学・停学」「学生は黙って従え」というとんでもない処分です。
 この不当処分を全国学生の力で撤回させよう! これは、一大学だけのことではなく、この激動の時代に対して、学生は何の力もない存在なのか、それとも団結して社会変革に立ち上がることができる存在なのかということをかけた問題だからです。
 処分撤回の全国学生署名を集めているのでご協力を!そしてぜひ自分の大学でどんどん集めてください。

◆4・24法大集会弾圧裁判 判決公判
 ・6月24日(木)13時30分開廷
 ・東京地裁にて ※12時40分、傍聴券配布所に集合
◆判決報告集会
 ・18時~ 弁護士会館10階1006会議室にて

処分撤回! 学祭規制粉砕!
6・30 法大包囲デモ
◇6月30日(水) 12:40集会開始
◇集合:法政大学市ヶ谷キャンパス正門前

by okzengakuren | 2010-06-25 11:16 | ビラ

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